京都府は、本州のほぼ中央に位置し、日本海から内陸にいたる細長い地域である。標高1000mを超えるような山は存在しないが、日本海に面する北部地域から丹波高地、そして古くから人との関わりが大きかった京都盆地、山城地域と多様な自然環境が見られる。本講義では、このような京都の自然環境について、地質学、土壌学、水文学の専門的観点から解説を加えるとともに、生息する野生生物の分布やその地史的・進化的背景、人間活動との関わりについて紹介する。
学習目標:京都の自然という、身近な自然で起こっている現象について専門学的な見地から理解し、こうした自然環境と人との関わりについて過去の歴史や現在、未来について考えることを目的とする。
成績評価:授業への出席・聴講を前提とした上で、各担当教員が出題する課題、レポートを平均して評価する。