情報化社会の進展に伴い、電子機器及びそれに使われる電子部品への需要が増大するとともに、高性能化への要求が高まっている。このため、電子部品を構成する材料の創製も、重要な課題となっている。
本講義では、「電子材料の創製はどのようにして行われるのか」 について、実際の企業活動の中での事例を中心に紹介し、その手順や理論的背景について理解を深めることを目的とする。
本講義で学ぶ知識は、将来材料創製を目指す者のみならず、材料を利用して新たな製品を開発したり、利用する立場の人々にも役立つものと考える。
第1講 7月30日 10:30~12:00
「序章-電子部品と電子セラミックス材料」
第2講 7月30日 12:50~14:20
「積層セラミックコンデンサの材料創製の実際」
第3講 7月30日 14:30~16:00
「積層セラミックプロセスの展開と材料創製 - 様々な電子セラミックス -」
第4講 7月31日 10:30~12:00
「電子セラミックスにおけるナノテクノロジーの利用」
第5講 7月31日 12:50~14:20
「電子セラミックス材料の展開 - エネルギー・環境問題への対応 -」
「電子セラミックス材料創製の方向性」